コンクール伴奏&器楽コレペティレッスン その② ~フレーズと音の向き~
「コレペティレッスンってどんなことをするんですか?」
と聞かれることが多いので、私の行っているレッスンの内容について、書いていこうと今回第2段です🎵
楽器の先生の元で勉強しているのと並行して、音楽的な指導がメインなコレペティレッスンです!🎹
その①はこちらから⇩😊
器楽コレペティレッスンその①
今回は「フレーズと音の向き」について書いていきます。
このテーマはとても細かな専門的な部分になります。
実際のレッスンでは楽譜をなぞってひとつひとつ具体的に、ピアノで弾きながら説明したり想像してもらったり、そして実践して流れるようにしていきます。
ここでは文章なので、イメージしてもらえるよう例を出して書いていきますね🙌
フレーズとは言葉の節です。
例えば「ありがとう」という言葉、5音を一息で言いますよね。
みんな無意識だと思いますが、ありがとうの「あ」を発する時にはすでに、言葉の終わりの「う」に向かって息を流しているんです。しかもその流れに合わせてイントネーション、抑揚もついています。
それは、その5音がひとまとまりであることを認識しているからです。
音楽でも音の並びを言葉として捉えられるようになると、音に「向き」が生まれて、流れるような音楽になります。
例えば『ちゅうりっぷ』の「咲いた~ 咲いた~ ちゅうりっぷ~の 花が~」のところ。
ハ長調の「ドレミ~」でいきますね😁
「咲いた」はひとつの単語なので、「ドレミ~」は一息です。
そして、「ド」は「レ」に向かうように流れ、「レ」は「ミ」に向かうようにつなげます。
音の高さはだんだん上がっていきます⤴
ということは、「ド」の音のお尻は「レ」にバトンタッチするように、響きを「レ」へと上げていくようにつなぎます。「ミ」へ行くときも同じです。
この音の境目、絵具でイメージすると、3つの単色をただ並べるのではなく、色の変わり目が段々と混ざり合い、次の色へと変化させていく感じです🌟
例えば緑から黄色に移る時をイメージしてみてください😊
ちょっとずつ緑が薄くなって、明るい暖色系の黄色へと変化していきます😲
この変わり目の意識がスラー的役割も果たしてくれます!!
この3つの色が互いに仲良く手をつなぐと、響きが流れて聴こえてきます!😃👐
そしてその「咲いた~」は長調なので、明るい雰囲気の音の響きで演奏しましょう✨
音の高さが少しずつ上がっていくので、気分も音の響きも上昇&広がりをもたせると、「咲いた」「咲いてくる」表現になってくると思います🌷
どうですか?心も頭もいっぱいにワクワクしませんか?🥰
さらには、ちゅうりっぷっって柔らかいですよね💗触るときには優しく触りますよね😊
それも音色にしてみましょうね!🎵
余韻も忘れずに!😉
これが実際に音にできるよう、私からできるテクニックアプローチを色々試してもらいます!
変化が自分の耳でキャッチできたら、良い感じです(^_-)✨
しっかり音に出来なくても、イメージを持てたならOK!!テクニックは楽器の先生に教わってみましょう!
この作業を曲全体に行っていきます🎵
もちろん、これは一例にすぎず、曲やフレーズにどんなイメージを持っているかによって、アプローチは変わっていきます!
そこはソリストさんとお話をして、「それならばこういうフレーズで、こういう音色で演奏するのはどう?」など、ベストな音楽を探っていきます🎼
どこに向かって音をつなげて響かせていくのか。
始まりがあれば終着点があり、通過地点もある。
読点(、)のように呼吸をするポイントもあったりします。
器楽曲は歌詞の無い音楽なので、私たちの中で歌詞的フレーズを持ちましょう🎵
小さなフレーズ「咲いた~」から、さらに「ちゅうりっぷ~の 花が~」までを大きなフレーズとしてひとまとまりに捉えられてくると、音楽はさらに心地よい大きな音楽の波を作ることができ、聴く人をその波に誘うことができると思います🥰
器楽は歌詞の無い音楽だと言っておきながら、歌詞のある『ちゅうりっぷ』を例にあげましたが😅
歌詞の無い音列に、言葉の要素を見出すこともまた芸術だと思います!💗
フレーズに細かなリズムが含まれてくると、またこれも意識の置き方で音の取り方が変わったりするんですよね😊
アウフタクト音なんかも重要です!🤩
……!!
話過ぎてしまいました。。
良い音楽を一緒にしたいがあまり、ついつい夢中に😆🔥
このようにレッスンをしているとあっという間に時間が過ぎています…( ゚Д゚)エッ?
意識の足りない部分を補っていき、今後の自主練習の課題を持って帰ってもらいます🎵
音をひとつひとつ丁寧にね🥰
楽器の先生のもとで既に勉強できています!!という方💡
次へ行きましょう😎🎵
コレペティらしさが出る回です♡
次回は…「ハーモニーとピッチ(音程)」です!


